2020年2月13日木曜日

五葉山ブルー&白銀へ

2020年2月12日〔水〕快晴
今年 初となる五葉山何かにつけ都合が付かず〔遠い〕ため
と足を運べなかった。だが常に各山の情報収集は欠かさずに
見ていた。そんな中5~6日と降った雪の情報の様子から一気
に白銀の五葉山へと一変したようだ今日は全国的に気温が上が
り東北は晴れマーク大と迷いなく準備に取り掛かり家を7時過
ぎには出発大船渡大沢口へと向かう。ただ相方の足は完全回復
しておらず気がかりだ。
しだれ桜ならぬ しだれ雪
山荘付近から沿岸方面
8時45分 開始
一台先行者がすでに行ったようです。
大沢川沿いに少し歩き川沿いからちょいそれると
金網終点に出合う。1-2分でピンテが有りそこを
右尾根〔からまつコース〕へと急登の始まりだ
直進すると再び川沿いに出進むと大沢小屋があり
大沢コースへと自然と繋がる。小屋近くに橋があり
左折し橋を渡ると直ぐに黒岩コースとも出合う
但し現在の橋は老朽化により危険である。注意
相方の膝を心配しながら進み畳石で様子など
みて先へ進むかどうか決める事にしている

雑木林に混じる白樺の木々間から黒岩稜線だ
数日前の踏み跡薄っすらと有り助かる
平坦な雪面上には木々のうなりながらの影が広がる
足を踏み入れ崩してしまうがご勘弁を


数日前の踏み跡は消えつつあり定まらず多少の
ラッセルは想定内の事だ日当たりの良い所は雪も
少し締まり進みやすい所もある
青空、、いや真っ青と言うのが合うか
だいじょうぶか~ーい
黒岩稜線は真っ白と陽に照らされている


10時40分 畳石へ着く
この先ラッセルするようだと引き帰す事にしてたが
土,日と大勢の方が入ったようで しっかりと踏み跡
が残り歩きやすそうなので様子を見ながら先へ進む事に

踏み跡しっかりと、どうぞお通り下さいと
言わんばかりの雪道だありがたい、しかしここで
相方の様子をみて〔六合目〕で2-3歩振り向き
引き返そうとすると、んん大丈夫かなともう少し
進んでみようかとなった。
空は青さを超え黒に近づくように見える
七合目付近で先行者に追いついたようだ挨拶すると
大沢コースからとの事でした。ここからは
角が先頭に立ちますよーーと
ところどころに吹き溜まりがあるが問題なく
進める事が確認できた。
見返り石から当然ながら黒岩稜線もくっきりだ
山王神社鳥居 何も無く下山できる事を合掌
なんだかんだ八合目まで来てしまいいシャクナゲ
山荘まで行きランチしようと決める
踏み跡がなければツボ足では無理だったので
非常に助かる。パウダースノーがつづく
8~9日と釜石山岳会〔角が知るIさんMさん〕
畳石で一度お会いしたかSさん他の皆さんの
踏み跡には本と感謝です。
八合目過ぎると見るみるうちに景色も変化
真っ青な空にきらきらと輝いている

眩しく大粒の霧氷が目立ちきらきらと光る
イルミネーションのトンネルだ
白いトンネルの上には真っ青な空


シャクナゲ山荘が見えて来た。ほんとキレイだ


樹氷の先には大船渡湾が光っている

この風景を見ているうち疲れなど吹っ飛び
歓声をあげる連れ、だれも居ない山へ雄叫び


11時45分 山荘着
勢いで立ち寄らず山頂方面へと一気に向かいます

この景色を見ては山荘に入るのも良いがもったいなく
自然に足が先へと進んでしまうようだ、、わかるかな~










11時50分
日枝神社 山頂方面にかけ雪面は吹きっさらしで
硬くほぼ自由に〔角の重量では〕歩く事ができた
早池峰山

一面銀世界に覆われ植物〔灌木〕かんぼく等などの
姿は見えず童心にもどり走りたくなるはしゃぎたく
もなる。五葉山山頂は平坦で面積も広くましては
白一色ともなれば余計に広く見えて感じとれる

案内板の縁取りはエビの尻尾とこの通りだ



風雪紋 樹氷とも五葉山で見るのは初めてだ
なんと見応えのある風景だ
雪が少ない少ないと言うが2月前半ちょっとの間で
積もったか五葉山で見るこんなにすごい風景は初めてだ
降り積もっただけではなく自然の色んな条件のもと
作り出した光景だ。今日はほんと無理してでも
登ったかいがあってすごくラッキーです。



鐘の音は風と共に銀世界の中へと吸い込まれるよ
うに流れ消え去るのがわかる


12時40分 下山開始



見返り石から室根山 氷上山
畳石のちょい先から右側へカラマツコースへ入る
目印として大きいカラマツがある。ピンテーもある
★このコース正式名称は無いらしいです。利用する
方はカラマツや尾根コースと呼んでるようです。
今日は気温が上がり雪上よりもこの辺は雪も融けだし
地面が水分を含み特に下りは滑りやすく歩きずらかった。
14時40分ゴール