焼山 → ベコ谷地周回

 2021年10月9日〔土〕はれ

秋本番に向け高山から紅葉も楽しめるようになってきましたが　どうも良い天気が続いてくれない　良い天気かなと思うと１～２日で下り坂〔悪天〕となってしまう　と言った繰り返しの続く今期の天候の状況です。今日は久々となる秋田県焼山へ入ってみる事にした。幾度か登ってる中で2回ほど玉川温泉側へ下山した事はあったが今回は初めてとなるベコ谷地へ下る周回ルートを取ってみた。11,3ｋｍ

もうせん峠より見た噴気上げる湯沼と先に森吉山

焼山付近は荒涼とした山肌が広がり中程には湯沼火口湖があり噴気を

上げ続けており硫黄ガスの臭いも強い　

後生掛駐車場　８時開始

温泉周辺の紅葉は見頃を向かえており　アスピーテラインは朝早い

時間から交通量も多く途中Pにはカメラを構える方々を見かけます。

今日は賑いそうです。

登り始めると先日の荒天により随分と葉が落とされて

るようだ　だがまだまだ鮮やかさを見せていた

色付く木々の葉が朝日に反応し照り返す明るいトンネルを　くぐり

歩き抜けて行きます。

国見台付近からは良く見晴らしが聞き時折　秋風が吹き抜けていく

八幡平方面も一望　目下に広がる紅葉その先に樹氷時のスタート

地点となる秋田八幡平スキー場も見えてた。　

シラタマノキ

ゴゼンタチバナの実

もうせん峠へ着き　しばし展望を楽しむ　ここまでの登山道

は良くスムーズに運べた　この分ですと山頂まで良さそうですね

９時３０分　もうせん峠

干し柿を　ほおばりながら眺め歩く　登る方も多いです

鳥海山

中央に焼山

焼山　湯沼の先に森吉山

茶臼岳　　　　　　　　　岩手山

★この写真だけは来る途中アスピーテラインよりの岩手山★

秋田駒ヶ岳　　　　　　　雲の先に和賀岳

岩木山

焼山山荘が小さく見えてくる

山荘へ向かう途中路　見ての通り笹一面だが刈り払いは万全です

１０時５分　焼山山荘

山荘前にはお湯を沸かしコーヒータイムなどでくつろぐ方々も

以前を思い出しながら山荘を後に先へと進みます

硫黄の臭いが次第に強くなってくる。足元にも注

噴煙と高音上げる湯沼　硫黄の臭いが強く通り抜ける位まではマスクをかけてみる

噴煙の音は不気味でうなり続けています

森吉山

１０時３０分　名残峠

焼山山頂　１０時３５分

山頂後に名残峠まで下りランチだ　見下ろすと複数の方が

腰を据えパクパクしている様子が目に入る。

背後　ガレ場斜面今は通行止めだが２００６年ごろ通れた

時は恐る恐るトラバースし玉川温泉へ抜けた事が思い出される

２０１２年にはこの区間の新道は作られていた。

名残峠を後に山荘へと

山荘周辺とその先三箇所ほど地塘を見かける　山荘前には

１０人からの団体さんが目に入ってくる。他にも

山荘を後にここから初のベコ谷地へと周回下り始める

鬼ヶ城　滑るから慎重に進もう

　焼山　名残峠を望む

道はしっかりとロープが張られ分かり易くなっている

下り終えると湯ノ沢に出合うようです

湯の沢上流側の斜面の紅葉　山荘からこの沢まで登山道には

ロープが張られてます。

焼山山荘から３０分ほど

沢に出合い個々に足湯を見つけ〔作り〕疲れた足を癒やしてやる

角は一番上流の方で　ほとんどの方はずーーっと下流みたいです。

足湯の後はベコ谷地へと再開始だ 脚もリセットされたのか

湯ノ沢から外れ　ここで雑木林へとぴょんぴょんと跳ね入ってきます

間もなくすると何と泥濘道になってきました、、んん

知らなかった。登りの登山道が良かっただけにちょい！ぽん

ポツポツとリンドウを見かける

１３時５分　ベコ谷地

2ｋｍほどか、、これ程の悪路とは知りませんでした。

湿原過ぎると色付くブナ林へ入ると　ふかふかで歩きやすくなり

川の流れる音も聞こえてくる　ゴールはもう少しかなと感じ取れる。

ゴール近ずくにつれ車の音が慌しく聞こえてくる

登り一回　下りで2回　丸太橋を渡る

１３時４０分　ゴール　お疲れさん　

車が往来し人も行き交い混み合っていた。バスなども入りガイドさんに

誘導案内される団体さんの光景見るのも久しぶりの事だ

天候にも恵まれ展望も聞いて満喫する事のできた良い山旅だった。